• ローカライズ

2015年6月1日

WEBサイトをローカライズするときに気をつけたい5つのリスク

WEBサイトをローカライズするときに気をつけたい5つのリスク

WEBサイトのローカライズとは、デザインやコンテンツをWEBサイトのターゲットがいる特定の地域に合わせて最適化することです。ローカライズならではのリスクと失敗例を紹介します。

続きを読む

WEBサイトのローカライズとは

WEBサイトの想定読者層が特定の地域に居住するユーザーであるケースでは、WEBサイトをローカライズする必要があります。

 

例えば、
日本に住む日本人をターゲットにサービスを提供する場合と
香港に住む香港人をターゲットにサービスを提供する場合と
日本に住む香港人をターゲットにサービスを提供する場合では
それぞれ訴求ポイントが変わります。

 

ローカライズとは、ターゲットの国・地域向けにWEBサイトのデザイン、コピー、キーワード、画像/動画素材などのコンテンツを現地視点で再構成し、現地の閲覧環境に合わせて最適化することを指します。

 

WEBサイトローカライズの失敗例と注意点を以下にご紹介します。

1 日本語直訳のリスク

  • ターゲット地域の人種・民族構成、使用言語、個人向け・法人向け、ターゲットユーザーの所得などを考慮せず、日本語を直訳したために、日 本でしか理解されない背景知識を要する文章・語呂・俗語・ユーモア、クリエイティブなコピーなどの訳出 が不適切で、海外現地のターゲットユーザーに通じない。

 

  • 日本語をもとに翻訳したキーワードは、現地ユーザーが検索行動の際に使用するキーワードとは異なる。例えばタイでは「賃貸」ではなく「家を借りる」など簡単な言い回しで検索行動が取られる。また英語では単語ではなく文章で検索されることが多い。

 

2 国民性を考慮しないリスク

  • 国民感情を意識せず、日本語のデザインをそのまま使用し、忌避表現を避ける対策をしていないため、海外現地のネイティブユーザーにとって宗教的、文化的、慣習的にネガティブな画像や文章が含まれ、特定の読者層が反感を持ってしまう。

 

  • 洗練された印象を与えるため影の装飾や質感など不要な冗長性を極力減らし、簡略化による美を追求したデザインが、中国や東南アジアでは物足りなく映る可能性 がある。また、高級感を演出するために部分的に使用した明朝体を、アルファベット言語に翻訳した際はセリフ体が必ずしも同じ印象を与えるとは限らない。

 

3 言語の違いによるリスク

  • 訳出の文章の長さが変わることによって、レイアウトが崩れる場合がある。例えばタイ語などは日本語の1.5倍~2倍になり、長い文章は読まない現地の傾向も加わり、原稿から書き直すこともある。

 

4 言語切替ボタンのリスク

  • 地域/言語切替メニューをすべて英語や日本語で構築して、英語や日本語が読めないユー ザーを取りこぼす。日本人が中国語のサイトにランディングしても日本語のサイトに切り替えることができない、または中国人が日本語のサイトにランディング しても中国語のサイトに切り替えるボタンの箇所がわからない。言語切替メニューは、当該言語で記述する必要がある(例:日本語/English/簡体中文 /繁體中文など)。

 

  • 国旗が言語とイコールでない場合があるため、国旗のアイコンを地域または言語の切替メニューとして使用することを避ける。

 

5 WEB環境の違いによるリスク

  • 閲覧ブラウザ/通信速度を考慮せずにデスクトップをベースにローカライズする。例えばタイではスマホ対応が必須となり、また3G程度の通信速度はあるが容量の大きい動画などのコンテンツは表示に時間がかかりあまり見られない。

記事をたたむ

  • 最新記事
  • あなたにおすすめの記事
人気のある記事 について
グローバルサイトや多言語サイトの 運用に役立つ情報を配信しています。 大勢の外国人観光客が日本に 「来て見る」ヒントを創るメディア サイトを目指します。

キテミルの更新情報を、あなたのメールアドレスにお届けします。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.