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2015年6月3日

国と配色、文化の違いを埋めるカラーリングとデザイン

国によって異なる色彩感覚をいかしたウェブデザイン

「海外ユーザー向けサイトの配色で押さえるべき3つのポイント」の記事では、世界の色に対するイメージの違いについて言及しました。今回は、グローバルサイトなど同じデザインを多くの国の人が見るようなウェブサイトの配色について注意すべきポイントを紹介します。

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国によって色に対する認識が違います

例えば雨上がりに空にかかる虹。
日本では虹を7色だと思っていますが、アメリカは6色、ドイツは5色、さらに4色や3色と認識している国もあるといいます。同じ虹なのに、どうしてこうも色に対する認識が違うのでしょうか。国によって色の持つイメージや印象に違いが生まれるのは、人種による目の色の違い、または生活習慣や文化の違いなどが影響していると言われています。カラフルな世界各国の国旗を見ても、その国ではどの色が重要視されているのか、また好まれているのかが伺えます。
そうした色の持つイメージや意味の影響を受けるのがウェブサイトです。特にグローバルサイトにおいては、カラーコントロールが重要な役割を担います。

 

日本人の感覚でグローバルサイトを構築すると……

色を使ってイメージ戦略を行うのは、何もグローバルサイトだけではありません。日本国内を対象としたウェブサイトでも私たちは日常的にデザインに色の持つイメージを取り込み、その効果を活用しています。ウェブサイトに限らず、あらゆる製品(サービス)がその対象でしょう。
しかしながら、これがことグローバルサイトになった途端に重要な色のことを忘れてしまいがちです。ウェブサイトの色使いを日本人の感覚だけで見てしまい、想定ユーザーの国や地域に配慮されていないグローバルサイトが多く見受けられます。
日本人の感覚で「美しい」と感じることが、他国から見れば「美しくない」こともあります。それに気付かずにグローバルサイトの色やデザインを決めてしまったら、どうなるでしょうか。せっかくのグローバルサイトも注目されず、貴社の製品(サービス)も脚光を浴びる機会を失うことになるでしょう。

 

現地視点によるデザインチェックが重要です

現地ユーザーを対象とした調査を実施し、ターゲット地域に適した配色・レイアウトを考慮したより効果的なデザインをチェックしましょう。現地ユーザーには、いくつかのデザイン案から好感度の高いものを選んでもらい、現地視点で評価をしてもらいます。
ラフデザインの段階でデザインチェックを行うことで、想定ユーザーに最適なビジュアルイメージをお選びいただけるでしょう。

 

グローバルサイトで注意したい色彩感覚

ポイント1 文化や風習を理解した上での色使い

例えばサッカーの試合でレッド・カードが切られたら、即刻退場となるほど危険な行為だと判断されたことになります。レッド・ゾーンという言い方もしかり、赤には危険や警告の意味合いが見てとれます。その一方で中国では、お祝いのときの色=おめでたい色として捉えているそうです。文化や風習の違いには十分に配慮するべきです。

 

ポイント2 購買意欲に訴求する色の配置

色使いも鮮やかで凝ったデザインが喜ばれる国から見れば、シンプルで簡略化に努めたデザインは洗練ではなく、物足りないと捉えられるでしょう。物足りないと感じてしまえば、ウェブサイト上の製品(サービス)そのものの魅力まで半減してしまいます。国民性から好まれる色を探り、ウェブデザインに反映しましょう。

 

ポイント3 宗教的な色には注意が必要です

信仰を大切にしている地域では、特定のユーザーに対して故意ではなくても、非常にネガティブな印象を与えることがあります。だからこそ大切なのは日本人のみならず、現地ユーザーを対象とした調査で確実にローカルユーザーの感覚を把握することなのです。

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