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2015年6月1日

翻訳を外注する前に知っておきたいWEBコンテンツ翻訳のあれこれ

翻訳を外注する前に知っておきたいWEBコンテンツ翻訳のあれこれ

WEBサイトの翻訳を外注するときに必要な前提知識と考慮しておかなければいけないポイントを紹介します。

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失敗しない、成果を発揮する翻訳をオーダーするには?

ウェブサイト上のコンテンツの翻訳に求められるものと、カタログや論文といった文書の翻訳に求められるものは違います。ウェブサイトを活性化させるためのキーワード選びは、SEO対策にも直結する重要なものであり、特に多言語ウェブサイトにおいては、国民性や生活習慣に即したネイティブな言語表現を使ったライティングが大前提となります。

しかしそうした重要な役割を果たす翻訳を依頼する翻訳会社を、翻訳料金だけで判断して良いのでしょうか。同じ翻訳でも制作プロセス次第で翻訳料金は変動します。価格が相場に比べ格段に低い翻訳会社は良心的と思えますが、単に制作プロセスを簡単に済ませているだけかもしれません。
ここでは多言語ウェブサイト翻訳をオーダーするときの注意点を7つに絞ってご紹介します。

 

1 多言語に対応した翻訳会社を選びましょう。

多言語ウェブサイトにおける外国語ライティング品質は、ウェブサイトの印象を大きく左右する要素です。日本語から翻訳した文章が高い品質を保てていなければ、その多言語ウェブサイトは波及性のあるものにならないでしょう。

ですが英語以外の言語は、翻訳を依頼する側がその言語に詳しくないケースが多く、翻訳会社から提出された訳文のクオリティーを判断しにくいというデメリットがあります。

だからこそ各国に提携した翻訳スタッフがいるなど、多言語に確実に対応してくれる翻訳会社であるかどうかを必ず確認してからオーダーしましょう。

 

2 希望する仕上がりレベルを想定しておきましょう

希望する仕上がりのレベルについては、安心して依頼できる翻訳会社であれば打ち合わせの段階で確認してくれるはずです。

特に重要になってくるのが、「想定するユーザー層」、「訳出」です。同じ多言語ウェブサイト上のコンテンツを翻訳する場合でも、用途によって訳文のレベルはさまざまです。どの程度のレベルを希望するのかを想定しておかなければ、満足できる仕上がりは期待できません。

(想定するユーザー層)
一般大衆向け・業界関係者・技術者・研究者・その分野の初心者 など

(訳出)
読みやすい意訳・原文に忠実かつ正確な翻訳・大意がわかる程度 など

3 想定ユーザーの地域(言語)、希望の文体を詳しく伝えましょう

同じ「英語」でも、英国英語と米国英語は違います。スペイン国内と中南米で使用されるスペイン語にも違いがあります。ポルトガル国内とブラジルのポルトガル語も同様です。

想定ユーザーの地域(言語)や、「です/ます調」「である調」とった希望の文体も伝えましょう。これは【注意点2】の「想定するユーザー層」、「訳出」と同様に、とても重要なポイントになります。

通常、希望の文体などを依頼することで翻訳料金が大幅に変動することはありません。希望を伝えることでより満足度の高い成果物を得ることができます。

4 専門分野に精通しているかどうかを確認しましょう

業態や業種によっては、特有の専門用語や独特の言い回しがあります。この特性を理解していない翻訳会社に依頼して、はたして適切な訳文が上がってくるでしょうか。コンピュータ関連、法律、産業機器、プラント産業、ハイテク、土木、医学、宇宙航空といった求める専門分野に実績がある翻訳会社であるかどうかを確かめてからオーダーしましょう。

また、「専門分野に精通していること」と「外国語会話に長けていること」は、必ずしも「読みやすい、自然な文章に仕上げられる」ことを意味しません。多言語ウェブサイトの翻訳には、専門分野への知識だけでなく、翻訳会社が提携する言葉選びに敏感なプロのネイティブスタッフに依頼するのが賢明です。

5 表面的な翻訳料金だけで判断しないようにしましょう

期待したレベルに達しない訳文が納品された場合、その後の社内校正や修正に多大な時間を割くなど予想を上回るダメージにつながります。再度翻訳を依頼しなければならないレベルの訳文が納品されれば、何のために翻訳会社に依頼したのかがわからなくなりますね。

訳文の仕上がりレベルによっても翻訳料金は違ってきます。問題は表面的な翻訳料金ではなく、支払った対価に見合う内容であるかどうかです。ですから安いというだけで翻訳会社を選ぶことはやめましょう。レベルに達していない翻訳を受け取って「安物買いの銭失い」にならないよう気を付けてください。

6 本当に翻訳の必要なコンテンツを見極めましょう

やみくもにウェブサイト上の文章をすべて翻訳するのではなく、翻訳が本当に必要なコンテンツに絞って依頼しましょう。重複する文章やユーザーにとって不要と判断できる情報を削ぎ落とすことも大事です。

また、以前翻訳したものを再度翻訳するといった無駄を減らしましょう。過去の成果物のデータベース化や、社内専門用語(部署名・商品名)、固有名詞(社名・地名)など会社ごとに独自の名称が与えられているものなどは用語集(対訳表)に整理しておくと便利です。用語集を準備することで品質が安定するだけでなく、本当に翻訳の必要なコンテンツを見極められ、価格交渉にも有利に働きます。

7 トライアル翻訳(試訳)を活用しましょう

信頼できそうな翻訳会社がいくつか見つかったら、遠慮せずその分野の実績や経験を詳しく尋ねましょう。責任ある翻訳会社は安易な納期を約束したり、専門外の仕事を引き受けたりしません。中にはトライアル翻訳を無料で行っている翻訳会社があります。そうしたトライアルを有効活用して、あなたにとって最適な翻訳会社を探しましょう。

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