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2015年7月7日

多言語サイトの効率的な構築・運用方法〜タスクの「集中」と「分散」

国や地域によって文化や好まれるデザイン、訴求性のあるライティングスタイルに違いがあることから、国や地域別にWEBサイトを開設している企業も珍しくありません。複数の多言語サイトを構築・運用する際に直面するのがコスト増と非効率。それらを回避するための多言語サイトの効率的な構築・運用方法をお伝えします。

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コスト増に非効率。複数の多言語サイトを構築・運用する上での課題

複数の多言語サイトを運用するということは、人件費などランニングコストがかかり、システムや構築過程においても重複が生まれるなど非効率です。トーン&マナーもバラバラになりがちで、企業の伝えたいブランドイメージにばらつきが出ることもあります。広報ツールであるべきWEBサイトが、図らずも企業ブランディングに不利に働くという逆の働きを助長することにつながるという、WEBサイトの担当者にとって非常に悩ましい課題になっています。

「集中」か「分散」か

効率よく多言語サイトを構築・運用するには、コアとなる重要なタスクは本社が担当し、それ以外のタスクを現地に任せるという「集中」と「分散」を計画的に行うことが重要です。

 

(本社に集中させるべきタスク)

・多言語CMS(コンテンツマネジメントシステム)の活用

・WEBサイトのローカリゼーションに関するワークフローの統一

・本社による一元的なCRM(顧客関係管理)の実施

・WEB制作会社選定過程の統一化

・翻訳メモリの活用

・専門用語などの一元管理

・スタイルガイド、用語集などの作成

・ブランド管理の一元化

・WEBグローバリゼーションチームの結成

・セキュリティとバリデーションの一元化

 

(現地に分散させるべきタスク)

・現地特有のWEBサイトコンテンツ、商品、サービスの採用

・広告やプロモーション

・SEO対策

・市場ニーズや市場動向などのマーケティング・インテリジェンスの収集

 

まとめ

多言語サイト構築・運用の指針を決めるようなコアな部分を本社がリーダーシップを取り管理することで構築・運用の効率化を図れるだけでなく、トーン&マナーなどの統一性を保ちWEBサイトのクオリティーを高めることができます。しかし、現地特有の文化や風習などが関わること、現地でしか得られない情報などの管理は、現地に任せたほうがスムーズです。

 

ポイントとなるのは、「集中」と「分散」をいかに線引きするか。社内でのルールづくりから見直して改善していくと、今後さらに多言語サイトが増えても柔軟に対応していけるでしょう。

 

出典:

Singh (2012), Localization Strategies for Global E-Business.

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